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重要!GIFを利用されている方へ。

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重要度:62%
        
  • 既にご存知の方も多いかと思われますが、GIFフォーマットは、ユニシス(Unisys)の特許です。下記は、関連リンクからの(無断)引用です。

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    GIF は LZW 法と呼ばれる情報圧縮技術を利用していますが、現在これは米 UNISYS 社の特許となっています。これを根拠に、GIF(より正確には LZW 法)を採用するメーカーに対して高額のロイヤルティを要求しているのです。

    あなたのWWWブラウザ(IEとかネスケとか諸々)も当然例外ではなくて、Microsoft や Netscape Communications などは、UNISYS に対して、桁違いに高額な特許のロイヤルティを支払っているのです。その金額は、当然ですがユーザーであるあなたに荷担されています。


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    事の顛末

     元々は、UNISYS は、LZW 法は無料で使ってよい、という方針でいました。そこで、かつてのアメリカの大手パソコン通信局「CompuServe」が、標準の画像ファイル形式 GIF を作るときに、この LZW 法を使ったのです。その後インターネットの普及に伴いWWWが誕生し、やがて画像をWebページ上で表示できるようにしたときも、面倒はやっぱり嫌ですから、既に普及していた、このGIFを何となくそのまま採用してしまったようです。

     ところが、インターネットの普及と共に、この LZW 法の普及を見たところで、UNISYS の態度は豹変しました。特許に対するロイヤルティを要求してきたのです。当時GIFの代わりになるものが無く、今さらGIFの対応を止めるわけにも行かなかった事情から、ブラウザメーカは仕方なく UNISYS にロイヤルティを支払ってしまったようです。

     これで味をしめた UNISYS は、更に最近になって、今度は UNISYS が認めているソフトウェア以外(フリーソフト系は当然ながら全滅)を使って作ったLZW法(≒GIF)を使っている Webページ制作者に対しても、破格のロイヤルティを要求する方針を打ち出しました(その値、なんと5000ドル(約60万円))。あなたが非ライセンスな GIF をページに張り付けただけで、あなたには UNISYS に対して、なかなかナイスな金額を払わなければならない義務が発生しちゃいます。

     しかも、UNISYS が認めているソフトウェアを使って作ったGIFであっても、確認の手間を省くために、念のためロイヤルティを支払うことを推奨しているという現状もあります(もちろん義務ではない。勘違いはなさいませんよう)。ちなみに、元々GIFファイルには、そのファイルを作ったソフトの名前などは記録しないのが普通です。よって、正確に確認するすべがないのです。

     だいたい、画像を作る作業というものが全てがライセンス済みソフトで事足りれば良いのですが、こういう物は大抵使いづらく、フリーソフトやシェアウェアの方が勝手が良かったりするわけです。そういうものを一度でも介してしまったGIFファイルは、やはり UNISYS に対して対価を支払わねばならない対象となってしまいます。それが5000ドルなんです。

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    ということです。因みに、ライセンス額は、

    営利目的のページ ・・・ 日本円で約60万円。
    非営利目的のページ・・・ 日本円で約50万円。
    (Askページもこれに当たります。営利目的のページに比べると格安ですね。)

    この事件には、実例が存在して、過去に裁判によってライセンスを支払わされた、ということもあります。(Sirakaba)
  • 少々誤りがありました。

    > 過去に裁判によってライセンスを支払わされた

    ライセンスではなく、巨額の金(最大で約4億円)です。ますます酷くなっていますね(笑
    (Sirakaba)
  • CardWirthはGIFファイルに対応しておらず、シナリオ上で直接GIF画像を使用することはないので、自分のホームページや、HTML形式のReadMeファイルでGIF画像を使っている場合以外は問題ないでしょう。
    また、LZW特許の問題は広く知れ渡るようになったため、最近のフリーソフトの多くはGIFに非対応になっています(LZW特許が無効なオーストラリアなどで作られたソフトは除く)。フォトショップなど、UNISYSに特許料を払っているソフトを使用している限りは問題ないので、今日では、意図せずに特許侵害を犯す可能性は低くなったと言えます。
    とは言え、GIF画像を扱う際は、LZW特許問題のことは常に念頭に置いておくと良いでしょう。
  • なお、IrfanViewというソフトは、オーストリアで原版が製作されましたので、事実上は問題ない(LZW特許が無効)はずです。
    しかし、このような特許無効国で製作されたソフトでGIFの如何なる改変等を行ったとき、そしてそれを不特定多数のメディアに触れる状況になったときには、ライセンスが必要になるものと思われます。

    あと、アニメーションGifのPngバージョンとしては、MNG(ムン、又はムング)というものが利用できます。(Sirakaba)
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